ページ内を移動するためのリンクです。
現在表示しているページの位置です。

婦人科検診

乳がん検診

乳がんは乳腺組織にできるがんです。女性にもっとも多いがんで、30歳代から増えはじめ、40歳代後半と60歳代前半が発症のピークです。「初潮が早い」「閉経が遅い」などで女性ホルモン(エストロゲン)の分泌期間が長くなることにより、乳がんが発生しやすくなると考えられています。
乳がんは早期であれば完治が望めます。早期発見のために、乳がん検診を受けましょう。
塩野義健康保険組合の検診では「マンモグラフィ」あるいは「乳房エコー検査」のいずれかを選ぶことができます。

マンモグラフィ

乳房を片方ずつX線撮影し、がんが疑われる石灰化やしこりがないかを調べます。石灰化は、超音波や視触診ではわかりにくく、マンモグラフィがもっとも有効と考えられています。

  • ●40歳未満の乳腺が発達している方は、しこりが見つけにくいことがあります。
    レントゲン撮影による乳房撮影なので、少なからずレントゲンによる被曝があります。妊娠初期の方についてはおすすめできません。
  • ●乳房を挟んで撮影するため痛みを感じることがあります。痛みが多くなる原因の1つにホルモンとの関係があり、一般的には生理後1週間くらいの時期に検査を受けると乳房の張りも軽減され痛みは緩和されるといわれています。また、緊張していると筋肉が硬化し、痛みを感じることもあります。

乳房エコー検査

超音波を使って乳房の断面像を得る検査です。乳房表面にゼリーを塗って検査をしますが、痛みはまったくなく、放射線被曝もなく、体に無害の検査です。視触診のみでは発見しにくい表面の組織や乳管の変化、のう胞などの腫瘤(しこり)の発見に優れています。乳腺の発達がよい若年者の方(40歳未満の方、特に35歳未満の方)はマンモグラフィによる乳がんの検出感度が落ちることがあり、乳腺エコーのほうが向いていると考えられています。

子宮頸部細胞診

子宮頸部の細胞を専用のブラシで軽くこすって採取し、がん細胞がないかを調べます。
子宮頸がんは子宮頸部にできるがんです。若い女性に子宮頸がんが増えており、20歳代から発症率が急増、30歳代でピークになります。子宮頸がんは進行するまで自覚症状がありません。早期発見のために、子宮頸部細胞診を受けましょう。

ページトップへ