インフルエンザ予防接種のお知らせ
病気は治療が遅れるほどお金と時間がかかり、心身の負担なども大きくなります。
脂質異常に気づかず心筋梗塞になった場合と、早期に気づいた場合ではどれくらい違うのでしょう。
健診を受けておらず心筋梗塞を発症
一命をとりとめても残る、リハビリ生活や再発の不安
早朝、自宅で胸の痛みを訴え、倒れた主婦のHさん。幸い、夫がすぐに気づき、救急車で病院へ搬送されました。
検査の結果、心筋梗塞と判明。治療を受けて一命をとりとめました。
健康を意識して定期的に友人とテニスなどもしていたHさんですが、数年前から長年やめていたたばこをときどき吸うようになっていました。
医師からは、中性脂肪とLDLコレステロールが高い脂質異常だと告げられたHさん。閉経の影響で、脂質異常になっていたのですが、長年健診を受けていなかったために気づかなかったのです。
退院後のリハビリが終わり、以前の生活をとり戻しつつありますが、健診を受けていなかった代償は大きいものになりました。
脂質異常に気づいていれば
脂質異常を改善すれば、心筋梗塞のリスクは減る
心筋梗塞は、心臓の筋肉(心筋)に血液を供給する血管が完全につまり、その先に酸素や栄養が届かなくなって心筋が壊死する病気。耐えがたい胸の痛みなどに襲われ、すぐに適切な治療を行わなければ死に至ります。
脂質異常は、血液中の中性脂肪やLDLコレステロールが増えすぎたり、HDLコレステロールが少なすぎる状態で、動脈硬化を進行させ、心筋梗塞を引き起こす危険因子です。心筋梗塞などの重篤な病気を防ぐために、脂質異常の予防・改善はとても重要です。
また、喫煙習慣があると、脂質異常・動脈硬化を進行させるため、心筋梗塞の発症リスクが高まります。
※掲載しているお金や時間はあくまで目安です。医療費には健康保険の給付も含まれます。